お知らせ

2025.05.13

inZOI における生成型AI 技術の利用についてのお知らせ

クリエイターの皆さん、こんにちは。


最近、コミュニティを中心に inZOI で使用されている生成型AI 技術への関心とさまざまな議論が高まっています。そこで、より明確な情報をお届けするために、ご案内いたします。

 

[Text to Image(T2I)技術について]

inZOI に導入されている Text to Image(T2I)技術は、商用利用が許可された公開画像をもとに学習された生成型AI 技術です。

KRAFTON は、商用利用および改変が許可された Creative Commons ライセンスに基づく 2,000 万枚の画像を選定し、独自のデータセットを構築しました。

この過程では MOSAICML の Common Canvas 手法を参考にし、信頼性を高めるために追加のフィルタリング基準も適用しました。

モデルの学習には、商用利用が可能なオープンソースの AI アーキテクチャを使用しています。

 

[3D プリント用 AI 技術について]

3D プリント用 AI 技術は、KRAFTON が保有する、または商用利用が許可されたデータセットから取得した約 46,000 件の高品質 3D モデルをもとに学習されました。

 これにより、ゲーム内で使用可能な 3D プリント用設計図を自動で生成することができます。

 

[Video-to-Motion 技術について]

Video-to-Motion(V2M)技術は、KRAFTON が独自に収集・保有する 170 万件以上のモーションデータをベースに学習されており、一部の公開オープンライセンスデータセットも補完的に活用しています。

この技術により、キャラクターは歩く、挨拶する、踊るといった人間らしい自然な動作が可能になります。

 

[生成型AI 技術開発の原則]

生成型AI 技術の開発および適用にあたっては、以下の原則に基づいて進めています:

  • 商用利用が可能なオープンソース技術の使用
  • 商用利用が許可されたデータセットの慎重な選定と使用
  • 権利侵害の可能性に備えた迅速かつ責任ある通報および審査システムの運用

inZOI チームは透明性を重視し、クリエイターの皆さんに信頼していただける技術の提供に努めてまいります。


今後とも「inZOI」をよろしくお願いいたします。

inZOIチーム一同