inZOIのお知らせをもっと多くの人に伝えましょう!
2025.05.09
クリエイターの皆さん、こんにちは。Kjunです。
今回の皆さんへの手紙では、inZOIが準備している計画の一部をお伝えし、今後の方向性について共有したいと思います。
4月の一ヶ月間で最も多くご指摘いただいたビルドの安定性、不自然な感情表現、カルマシステムの不足に関する問題を深く認識し、改善に取り組んできました。一部の内容は現在も改善作業を続けており、初心に戻り、足りない部分を一つ一つ丁寧に改善していっています。ライフシミュレーションというジャンルの特性上、Zoiたちの感情や行動がどれだけ自然で説得力を持って繋がるかが非常に重要であることを、改めて痛感しました。嬉しいことに、一部のユーザーの方々から「感情や会話が自然になった」というポジティブな声もいただき、開発チーム一同、大きな喜びとやりがいを感じています。しかし、まだ至らぬ点が多いと感じておりますので、今後も引き続き、継続的な改善に努めていきたいと思います。
これまでに実施してきたホットフィックスに加え、5月および8月のアップデートに向けて着実に作業を進めています。特に5月には、MOD機能の提供を予定しています。残念なことに、今回のMOD機能ですべてのシステムを新たに制作するのは難しいです。しかし、ゲーム内に存在する主要なデータや設定を修正できるようになります。また、BlenderやMayaを使用して、衣装や家具をより簡単に制作できるよう、プラグインの提供を予定しています。さらに、テクスチャ、メッシュ、FX、メタサウンドなど、様々なアセットも活用できるようになります。ただし、アセット制作に関するルールについては、基本的な内容からチュートリアル動画やMOD用UIを通じて順次ガイドしていく予定です。今後も継続的にアップデートを行い、12月には主要なMOD機能をすべて完成させることを目指しています。
また、第三の都市を準備しながら、様々な新しい挑戦にも取り組んでいます。コミュニティの皆さんからいただいた「もっとゲームプレイに深みが欲しい」というご意見にも大いに共感し、今後さらに多くの物語やプレイ体験を拡張していきたいと思っています。都市の雰囲気に合わせて、バイクなどの小型移動手段の導入を企画しており、多くの方からリクエストをいただいていた乗り物のパーソナライズ機能もあわせて準備を進めています。既存の自動車システムを活用するため、小型移動手段の利用時には一部モーションが不自然に感じられる場合もあるかもしれませんが、それに乗って都市の中を軽やかに駆け巡る楽しさを重視して開発しています。クリエイターの皆さんがストーリー制作や都市の雰囲気づくりに活かせる、必要不可欠な機能だと考え、開発を進めています。必ずや良い形で皆さまにお応えできるよう、引き続き全力を尽くしてまいります。
カルマシステムについても、直近のホットフィックスで一部を修正しましたが、現在も引き続き改善を進めています。特に反応が薄かった部分を補強するために、犯罪と連動した新たなコンテンツを企画中です。犯罪を犯すと逮捕、そして収監され、そこからさらに新たな事件が発生していくという一連の流れによって、より深みのある体験をお届けしたいと思っています。特に、カルマによるインタラクションが、その後のストーリー展開にもきちんと影響を与えるような形で開発を進めていく予定です。もしこれに関する面白いアイデアがあれば、ぜひDiscordの「#inzoi-feedback」チャンネルなどを通じてご意見をお寄せください!
最後に、最近コミュニティ内でinZOIにおけるAIの活用について、関心や議論が高まっていることを確認しております。この件に関しては、より具体的な内容を別途お知らせとしてご案内する予定です。皆さんに安心してinZOIを楽しんでいただけるよう、これからも透明性と信頼を何より大切にしながら運営してまいります。
inZOIはまだ完璧なゲームではありません。しかし私たちは毎日のように想像し、悩み、挑戦を続けながら、真の「ライフシミュレーション」ゲームへと成長させていくために全力を尽くしています。皆さんからいただく貴重なフィードバックは、私たちにとってかけがえのない道しるべになっています。これからも皆さんの声にしっかり耳を傾けていきますので、ぜひいつでもお気軽にご意見をお寄せください。
心からの感謝を込めて、この手紙を締めくくらせていただきます。
今後ともinZOIをよろしくお願いいたします。
Kjun